「玄関収納」vs「2階廊下収納」~比べてわかる片づけシリーズ③防災収納編~
頑張って働く人がもっと楽に、もっと仕事で活躍できるために 「働く」と「暮らす」の整理整頓をサポートするMy Small Stepの安藤雅子です。
今日もSmall Stepで「できた」を一歩ずつ進めましょう!
今年の自由研究は片づけで決まり!
夏休みKIDSお片づけ教室2020は「比べてわかる!5つの片づけmyルール」
と題して夏休みにオンライン講座を4回開催します♪
ちょっと補足すると、お子さんの生活の中で身近な5つの場面について、2パターンの収納方法をプレゼンし、お子さんに合っているものをお子さん自身が選ぶという内容です。
いろいろな「比べてみた」をご紹介します
そしてそのオンライン講座の日にちが近づいてきました!
先日から今回のオンライン講座には採用されなかったけど、
「比べてみることで自分に合った収納方法を見つける」をテーマにした
相棒の西後真湖実さんとのブログリレーを書いています。
ちなみにバックナンバーはこちら
「写真に撮る」vs「壁に貼る」~比べてわかる片づけシリーズ①お便り編~
「箱のまま」vs「詰め替える」~比べてわかる片づけシリーズ② ティッシュケース編~
今日は「防災グッズ」の保管を比べてみた
今年も豪雨被害で、たくさんの地域が被害が出ています。
被害にあわれた方へ心よりお見舞い申し上げます。
2年前の7月、西日本豪雨で私の住んでいる岡山県も大きな被害を受けました。
我が家は岡山市内で家の裏には小さな川があります。
家を建てる時、今まであふれたことはあまりないと聞いていましたが、2年前の豪雨でその小さな川はあふれ、あと5センチほどで我が家にも水が到達するところでした。
もちろんトイレは流れなくなり、道は冠水。
そろそろ逃げないとまずいかもしれない、という段階で旭川が見えるマンションの高層階に住んでいるママ友から「水が引いてきたよ」と教えてもらい避難しなくても何とかなった感じでした。
その前から防災の準備はしていましたが、実際に逃げるよ!ってなった時、とてもその収納が使いにくい状態だったのが印象に残っています。
その後、防災の仕組みと収納を見直し、仕組みを変えました。
今日はその時のお話も含めてご紹介します。
防災グッズの場所
防災グッズの保管場所、悩みませんか?
私自身、恵まれたことに大きな災害に今まであったこともなく、防災意識はとても低かったです。
東日本大震災があり、子どものいのちを守らねば!と初めて気づき、ささやかながら防災の準備をそのころから始めました。
小さな敷地のため、外付けの倉庫などがない我が家は、家の中のどこに防災グッズを置くべきか悩みました。
以前テレビの防災特集で見た情報から
「逃げる玄関の近く」で「楽に運べるようにスーツケース」を使って備えておく
を実践していた2017年。その頃のブログがこちら
「玄関収納」に置くメリット
防災グッズ、玄関にという方も多いのではないでしょうか?
私が個人的に思うメリットは
- 逃げるのは玄関からだから、行動する場所に近い方が便利
- 普段使うものじゃないから、玄関なら日常と分けて置ける
- 玄関収納なら邪魔にならない
そして、ブログの通り玄関収納に長期保存の水や防災グッズ、非常食を入れていました。
しかし、その後我が家の男子2名はサッカーを始めました。
狭い玄関収納。
形も階段下でかなり奥が使いにくい。
玄関収納は基本サッカーグッズで埋まり、2年前の豪雨の際実際に逃げようか考えた時に、手前のサッカー関連や諸々のグッズに阻まれ、せっかくの防災グッズが奥の奥に埋もれて取り出しにくい状態になっていました。
これは我が家の問題で、玄関収納のデメリットではありませんが、普段玄関収納の手前を頻繁に使っている時、その奥から防災グッズを出すのは大変なのだと気づきました。
しかも写真の通り、箱で保管してるから箱を持って逃げるわけにもいかず、すぐの行動ができない状態でした。
「2階廊下収納」に置くメリット
2年前の豪雨の反省から、防災グッズの収納を見直して「2階廊下収納」に移してみました。
そこで見えたメリットは
- 寝室に近いから夜の急な避難でも取りやすい(全員2階が寝室)
- たとえ1階が潰れても、水に浸かっても2階なら大丈夫。(上に避難する時も持ち運びがいらない)
- 同じ場所に日用品のストックが入っているので、不足を補える
やってみてそんなメリットが見えてきました。
と同時に、前回は子どもがひとりで持って逃げられる状態になっていなかったので、そこも見直しました。
まずは防災グッズを揃え、それぞれカテゴリーごとに分けます。
それらを一人ずつに分けます。
さらに古着屋さんで購入した目立つ柄や色のリュック(300円くらい)に詰めます。
そして2階の廊下収納に保管(手前に置く)
一人ひとりに入れた残りの水や食材、余分なタオルなどは奥の箱とかごに入れました。
逃げる靴とライトはベッドにぶら下げています。
家族にあった方法を考える
我が家は共働きで、日中は家族が別々に過ごしていることが多いです。
いざ何か起きた時、必ずしも私や主人が子どもといるとは限りません。
なので、ひとりででも必要なものを持って逃げれる仕組みが必要でした。
地震の時はここ。水害の時はここ。
など、事前に逃げる場所の確認を家族でしておくことも大事です。
この何が起きるかわからない、備えがとても大事な時代において、準備の仕組みはとても大切だし、1回で終わりじゃなく日々アップデートしていくことも大事だなと考えています。
今回の夏休みKIDSお片づけ教室2020では、主に子どもさんの生活に目線を合わせています。
防災もそうですが、
必要な人にとって、使いやすい、取りやすくなければ意味がない
これはただお父さんやお母さんが整えて準備するだけでは不十分です。
大事なのは自分で考えること
自分や家族にはどんな方法が楽で使いやすいかということを収納から考えてもらう!
というのが今回の趣旨になります。
次は西後さんにバトンタッチ。
どんな「比べる」が聞けるかお楽しみです。
火曜日にはFMくらしきさんでご案内する機会もいただきました!
聞ける地域の方は14時ころからになりますので、ぜひ聞いてみてくださいね。
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